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吸血鬼サーカス団

Vampire Circus(1972)

Director
ロバート・ヤング

Cast
エイドリアン・コリ / ローレンス・ペイン / ソーリー・ウォルターズ / アンソニー・ヒギンズ

Production Company
ハマー

何ともB級の香り漂うタイトルな、ハマー末期の亜流吸血鬼映画。亜流であることも手伝ってか、ハマー作品の中では恐らく最もエロティックな要素や残酷描写といった刺激が強い作品である。

シュテッテル村で、次々と少女達が吸血鬼の犠牲となる事件が起こる。村人達は、吸血鬼であったミッターハウス伯爵を串刺しにし城を焼き払うが、伯爵は自らの復活を誓い村に呪いをかけて絶命した。それから15年。疫病が流行する中、シュテッテル村にサーカス団がやって来る。しかし、そのサーカス団こそはミッターハウス伯爵の従兄弟であるエミール率いる吸血鬼達であり、村に復讐を遂げにやってきたのであった。

何でわざわざ15年も経ってから、しかもサーカスに変装してまで復讐を従兄弟がしに来るのだろう?等と野暮なことは言わない約束。その突飛な設定さえ受け入れてしまえば、ヒロインを演ずる若き日のリン・フレデリックは可憐であるし、サーカスの怪力男役でダースベイダーの「中の」役者であるデヴィッド・プラウズが素顔で出演していたりと、思いのほか楽しめる作品ではある。

しかし、個人的にはエミールを演ずるアンソニー・ヒギンズがどうにも吸血鬼に見えないというか、ただの白痴にしか見えない。それならば、ミッターハウス伯爵を演じた、岸田森を思わせる顔立ちのロバート・テイマンの方をエミール役にした方が、作品全体が引き締まったようにも思うのだが如何であろうか。