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オート・モッド

Auto-Mod

ポジティヴ・パンクがイギリスでムーヴメントとして起こっていた頃、我が日本においてもやはりその影響を受けたバンドが数多く生まれた。それらの特徴はやはり頽廃的なルックスとサウンドを好み、現在のビジュアル系バンドの前身的な役割を果たしたと、ある意味では言うことが可能かもしれない。そんな、日本のポジティヴ・パンク・シーンにおいて、最も代表的な存在であり、最も優れた活動を展開していたのが、このオート・モッドである。

オート・モッドはボーカルのジュネのソロ・プロジェクト・バンドという感が強く、バンドのメンバーもかなり流動的で大きく変化している。その中には布袋寅秦や、高橋マコト、パーソンズの渡辺貢、レベッカの友森昭一等、日本を代表するそうそうたるメンバーを排出したことでも知られている。しかし、オート・モッドの特異性はそんなメンバーの豪華さにあるのではない。フロントを支配していたのはあくまで、ジュネであり、彼の強烈な個性こそがオート・モッドそのものだったのである。

初期の頃はアンチ・ファシズム的色彩の強いパンク・バンドであったオート・モッドは、後期になるにつれ、幻想性による個人の精神的解放へと向かい、一種宗教的なまでの幻想的活動を行う。そして頽廃的なルックスとジュネの個性的なボーカル、アングラ劇団との連携によるステージパフォーマンスなど、現在でもその特異な存在感は他を圧倒していた。またオート・モッドは、解散を決定した後に「時の葬列・終末の予感」というシリーズ・ギグをスタートさせ、解散に向けてより加速度的に活動を活発化させたというのも非常に珍しい特徴である。

音楽的には、非常にポップな一面を有しながらもデカダンスであり、一口で説明することは非常に難しい。以前ジュネはインタビューで自らの音楽を「グラマラス・パンク」と命名していたが、それだけでは知らない人には理解しづらいであろう。しかも、バックのミュージックは結構普通なのであるが、ジュネの歌い方がまたかなり特徴的で、歌詞も幻想的で非常に複雑なのであるから、ハマル人と完全に拒絶する人と大きく分かれることと思う。ちなみに言うまでもなく、私は思いっきりハマッたのであるが。

私の青春がシスターズであるとシスターズのページに書いたと思うが、私の中ではシスターズとオート・モッドが同等に価値のあるバンドであり、私はジュネのおっかけに近い程彼のライヴには足を運んでいる。まぁそれは彼の別のバンド活動においてなので、ここではあまり触れないでおくことにする。とにかく日本のポジティヴ・パンクの代表的存在であり、伝説のバンドと必ず形容されるバンドである。機会があれば、一聴するのも悪くはなかろう。

Discography(album)

Requiem


Released 1983

01.乾いた夜 / 02.Friend / 03.破壊へ / 04.Identical Nightmare / 05.戦場 / 06.Feature Sex / 07.バンピレラ / 08.異国の幻想 / 09.レクイエム


Deathtopia


Released 1985

01.Requiem / 02.神々の恐れ / 03.Out Of The Darkness / 04.Genemanium / 05.Smell / 06.Chaos Cosmo I / 07.悪魔のささやき / 08.Chaos Cosmo II / 09.Dangerous Communication / 10.Chaos Cosmo III / 11.Legacy / 12.Sadistic Dream / 13.疑問 / 14.寓話 / 15.Deathtopia


Eestania


Released 1985

01.The Life / 02.Kingdom / 03.Friends / 04.Sex For Sex / 05.Cannibal Of Love / 06.Eternal Theater / 07.Lost Image / 08.Carnival / 09.伝説


Bible


Released 1985

01.A Prayer / 02.Light / 03.Tabula Rasa [I & II] / 04.To The Children / 05.Realize / 06.Eestania


Ceremony


Released 1985

01.Cannibal Of Love / 02.Sadistic Dream / 03.Eternal Theater / 04.世紀末キャバレー / 05.Love Generation / 06.Messina / 07.Light / 08.Carnival / 09.Deathtopia


Rock Of Romance


Released 1987

01.Sadistic Dream (New Vocal New Mix) / 02.Eternal Theater / 03.世紀末キャバレー / 04.Deathtopia / 05.Cannibal Of Love / 06.Legacy / 07.Requiem / 08.伝説


Art Of Idea


Released 1987

01.時の葬列 / 02.Friends / 03.Out Of The Darkness / 04.Genemanium / 05.Smell / 06.悪魔のささやき / 07.Sex For Sex / 08.Deathtopia / 09.A Prayer / 10.Life / 11.Dangerous Communication / 12.Messina / 13.Requiem / 14.Eestania / 15.To The Children


No Title


Released 1991

01.Legacy / 02.Silly Girl / 03.Eestania


Singles


Released 1991

01.Love Generation / 02.ポルノ雑誌の女 / 03.Horror / 04.Last Punk Hero / 05.Dancin' Rhythm / 06.遠い声 / 07.第3の敵 / 08.Sadistic Dream / 09.Sadistic Dream [Version] /10.Cannibal Of Love [Delicious Version] / 11.Sex For Sex [Cruising Version]


Metamorphosis


Released 1991

01.Introduction (From "Hello Sodomy") / 02.侵略者への恐れ / 03.Isolation / 04.Love Generation / 05.Love Generation / 06.バラの刺青 / 07.Fuckin' Train / 08.Metamorphosis / 09.Eternal City /10.Sunday Morning / 11.Looking For Sacrifice / 12.Horror / 13.哀しきモッド人形


Kingdom


Released 1992

01.The Life / 02.Cannibal Of Love / 03.夢遊病者 / 04.Smell / 05.Sadistic Dream / 06.Lost Image / 07.Love Generation / 08.Friend / 09.Identical Nightmare /10.Realize / 11.Deathtopia / 12.Eestania / 13.伝説


Genemanium Auto-Mod 80's Complete Best


Released 2002

01.Deathtopia (Live) / 02.Kingdom / 03.Out Of Darkness / 04.Sex For Sex / 05.Legacy / 06.The Life / 07.Sadistic Dream / 08.Carnival / 09.Smell /10.世紀末キャバレー (Live) / 11.Cannibal Of Love (Live) / 12.Love Generation (Live) / 13.伝説 / 14.Requiem


Telegraph Singles


Released 2010

01.Love Generation / 02.ポルノ雑誌の女 / 03.Horror / 04.Last Punk Hero / 05.Dancin' Rhythm / 06.遠い声 / 07.第3の敵